離婚調停

【体験談】5、6、7回目の離婚調停の様子!調停は成立するまで1年かかりました

5,6,7回目の離婚調停の様子

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こんにちは、ひより(@hiyori4050)です。

1~4回目の調停が終わり、今回は5~7回目の調停の様子を紹介します。

前回のあらすじ

別居中でも面会交流の権利があるので、調停中に面会交流の日程を決めて、面会交流をした。

面会交流をしても元夫に対する私の気持ちは変わらず、離婚調停で進むことになった。

 

親権や面会交流については1日で決まり。

財産分与では少しもめたが、財産分与をしないことになった。おかげで私のほうが得をした。

 

今後は養育費・婚姻費用について決めていくのだが、もめそうな予感。

ケチな人と結婚したことに後悔をした私であった。

 

親権や面会交流についてはお金が絡まないのですぐに決まりましたが、養育費・婚姻費用についてはもめました。

ただの性格の不一致という理由で離婚をするのに、調停を始めてから終わるまで1年がかかりました。

 

でも妥協をしないで済んだので、養育費・婚姻費用については満足のいく結果になりました。

おかげで、子どもを育てることの不安が少し減りました。

 

今回は養育費と婚姻費用について決める5~7回目の調停について紹介します。

ぜひ続きをご覧ください。

5回目の離婚調停の様子

調停も5回目なので少し慣れてきました。

でも一人だと不安だったでしょう。弁護士さんがいてくれてよかったです。

もし調停をするなら、弁護士さんに依頼することをオススメします。。

話し合い:養育費と婚姻費用について

養育費と婚姻費用について話し合いをしました。

私が別居中に元夫の口座からお金を引き出していたのですが、その婚姻費用でもめました。

私が計算していた金額と、元夫が引き出されていたと示してきた金額が合わなかったのです(別居を始めたばかりのころはまだ離婚する気持ちがなかったので、その時に引き出した金額があやふやだったので、そこで不一致が生じたのかと)。

 

また養育費についてももめました。

私はできるだけ多くの養育費が欲しい、元夫は養育費はできるだけ減らしたい。なかなか妥協点が見つからなくて大変でした。

離婚時の収入の内訳
  • 夫:年収600万円以下
  • 私:年収0円

養育費・婚姻費用算定表

夫と私の主張です。

夫の願望

現在、夫は年収600万円以下、妻(私)は無収入なので、裁判所が出している算定表によると養育費の費用は6〜8万の範囲である。

でも離婚後は妻(私)が働くことが考えられ、また現在も実家でお世話になっているということから養育費は4万円が妥当ではないか。

最低でも6万円しか出したくない。

また養育費を払う期間は子どもが20歳になるまでが良い。

まとめ
  • 離婚成立後〜子どもが20歳の誕生日まで:月4万円

私の願望

お互いの年収をもとにして算定表を見ると、養育費は6〜8万円である。

離婚しても子どもがいる状態で正社員で働くということは考えにくく、パートやアルバイトであろう。

将来どうなるかは誰にもわからないので、現在の収入で養育費を決めるべきである。

 

算定表では6〜8万なので、8万円を希望する。

また子どもが15歳になったら算定表で8〜10万に切り替わるので、15歳以上からは10万円にしてほしい。

夫も妻(私)も大学を卒業しているので、養育費を支払う期限は大学卒業までが妥当ではないか。

まとめ
  • 離婚成立後〜15歳の誕生日まで:月8万円
  • 15歳〜大学卒業まで:月10万円

裁判官が参入

話がまとまらず離婚調停が不成立になりそうだったので、裁判官がきました。

裁判官もここまで調停を進めたから不成立にはしたくなかったようです。

 

裁判官と調停委員さん、お互いの弁護士さんの5人で話し合って、妥協案がでました。

お互いに妥協した結果
  • 養育費は月7万円で、大学卒業まで
  • 子供が15歳以上になって養育費を上げたい場合は、養育費の増額請求の調停を再度起こす
  • 婚姻費用は私が別居中に引き出していた360万円で確定

 

養育費を月8万円にするのはちょっと難しいかなと思っていたので、私としては満足のいく妥協案です。

実家にお世話になるので、月に6万円の養育費でも貯金ができます(将来の教育費のために貯金しておきます)。

 

また別居中に360万も元夫の口座から引き落としていたんですね。

この金額を見たときはびっくりしました。

全部使っていたわけではないので(多分100万円も使っていない)、将来の教育費の貯金ができてよかったです。

 

子どもが15歳以上になって養育費を上げたい場合は、養育費の増額請求の調停を起こす必要があるのですが、たぶんやらないと思います。

調停自体が大変です。私が働いていたり、再婚していると、逆に養育費が減ってしまう可能性があります。

元夫が養育費の減額請求の調停をしてこない限り、養育費についてはそのままで行きたいと思います。

 

お互いに妥協案で納得できたなら、次の調停で離婚成立です。

6回目の離婚調停の様子

「今回の調停で離婚する」という気持ちで挑みましたが、まさかの次回に持ち越しになりました。

前回の調停で出た妥協案に元夫が納得しなかったのです。

元夫から新たな提案が出てきて、もめまくりの調停となりました。

夫側からの新たな提案

  • 養育費:〜20歳まで月6万円
  • 別居中に銀行から引き落とした360万円のうち、使っていない分は返却

このような提案がいきなり出されました。

「口座から引き落とした360万円のうち70〜80万円は使っていないはずだから、その分の養育費を減額する」と言ってきました。

 

別居~現在までで約3年かかっています。

元夫の年収と私の年収から算定表で婚姻費用を計算すると、月に10~12万円もらえる計算になります。

3年かかっているから、360~432万円もらえる計算です。

それなのに、どこから「70〜80万円は使っていない」という言葉が出てきたのでしょうか。

 

子育てを私に丸投げしてきたこともあり、私も私の弁護士さんも怒りました。

よーこ
よーこ
ケチな人と結婚すると、離婚時にお金のことでトラブルになりやすいです。気を付けてください。

審判+裁判になるのか!?

元夫側からの提案で好戦的になった私と私の弁護士さんはこの2つ、

  • 婚姻費用請求の審判
  • 離婚裁判

をやる気になりました。

 

でも審判や裁判はお金がかかるし、調停が不成立になってからプラスで1年以上かかるみたいです。

本当はやりたくないのですが、覚悟を決めました。

審判や裁判に移行すると、弁護士費用がよりかかります。

弁護士事務所によって費用は異なりますが、10万円ぐらいはプラスでかかると思っておいたほうがいいでしょう。

できるだけ審判や裁判にしないほうが、お金的にも時間的にも精神的にも優しいですよ。

 

私たちが「審判・裁判をやる」と言ったら、元夫側は焦ったのでしょう。

別の提案が来ました。

  • 養育費:〜14歳まで月6万、15〜20歳まで月7万
  • 360万円のことについては請求しない

前回の調停の妥協案よりは金額が低くなってしまいましたが、もめて審判になるのは嫌だったので、この条件でOKを出しました。

審判や裁判になると、算定表通りに金額が出されることがほとんどです。

私の場合は15歳以上はまだ養育費については決めないほうがいいと調停委員さんが言っているので、審判をしていたら養育費については15歳までしか決まらなかったかもしれません。

また審判で決まると、大学卒業までではなく20歳までになることがほとんどのようです。

とうとう離婚かと思いきや・・・

お互いに納得したので、今回の調停で離婚が確定するかと思ったのですが、まさかの時間切れで次回の調停に持ち越しです。

調停の時間は1回につき2時間まで。

働き方改革で時間には厳しいのです。

 

でも次回の調停で離婚となると、次回の調停までの2か月間の間の養育費がもらえなくなります。

婚姻費用については360万円で確定しているので、私はできるだけ早く離婚をして養育費をもらいたいです。

 

そこで私の弁護士さんが交渉してくれて、次回の調停までの2か月間の養育費も支払うということで決まりました。

今度の調停で必ず離婚することができます。

7回目の離婚調停の様子

  • 養育費:〜14歳まで月6万、15〜20歳まで月7万
  • 360万円のことについては請求しない

という条件で離婚をすると、前回の調停で決まりました。

 

今回が最後の調停になるのですが、最後の調停をする前に私物を取りに元の家に行きました。

元の家に私物を取りに行くなら、離婚が決まるまでにしましょう。

もし荷物を取りに行ったときに何かトラブルがあった(持って帰るのを忘れた、間違えて元夫の物を持ってきてしまった)ときでも、離婚していないならすぐに解決することができます。

離婚をしてしまうと、相手の連絡先が変わる可能性があります。

 

離婚をしたら赤の他人になります。

できる限り離婚する前に、すべての問題を解決しておきましょう。

 

今回は離婚するだけなので、早く調停が終わりました。

元夫と元夫の弁護士さんと一緒に部屋に入る

離婚調停中は元夫に会わないようになっていました。

でも離婚調停が終わる日は違います。私と私の弁護士さん、元夫と元夫の弁護士さん、全員がそろって一つの部屋に入ります。

 

そして事前に書記官が作ってくれていた調停調書の謄本を確認します。

お互いに納得したら、そのまま離婚が確定します。

離婚届は後日市役所に届けに行きますが、離婚した日は調停が成立した日になります。

離婚届は原則として、離婚調停を申し立てた人が出しに行きます。

離婚届は離婚調停成立後、10日以内に提出する必要があります。

今後の流れについて説明を受ける

離婚届は原則として離婚調停を申し立てた人が提出しに行きますが、今回は私のほうが時間的に余裕があるということで、私が離婚届を出すことになりました。

調停でもらった調停調書の謄本と一緒に離婚届を市役所に出せばOKです。

わからないことがあれば市役所に聞けば問題ありません。

妻側は苗字が変更したり、扶養から外れることで、市役所での手続きが結構あります。

子どものことでも市役所にお世話になります。

苗字が変更する側が市役所で手続きを取ったほうが、一度に手続きができて楽ですよ。

 

簡単にですが、今後の手続きについても教えてもらいました。

1年間お世話になった調停委員さんとはもう会うことはないので、ちょっとセンチメンタルな気持ちになりましたが、ホッとしました。

やっと離婚が成立しました。

離婚したあとの手続きで元夫に連絡することがあります。

まずは離婚届を提出したことを元夫に報告しました。

そして私の場合は元夫の扶養だったので、健康保険証のことでやり取りをしました。

離婚前に、できる限り必要な書類を整理しておくと安心です。

 

また、離婚後にも元夫に連絡しなければいけないことがあることに覚悟しておきましょう。

まとめ:1年間の調停が終わりました

性格の不一致ということから、円満調停→離婚調停になり、1年かけてやっと離婚することができました。

結婚は簡単にできるのに、離婚は大変です。

でも離婚に妥協をすると、離婚後に後悔することになります。

 

私は離婚調停をして、条件を妥協しなかったので、いい結果で終わりました。

もうちょっと養育費が欲しいところですが、それは私がたくさん稼いで、その分を補填していきます。

 

離婚する前は「この人とずっと一緒か・・・」「離婚したいな」など思っていましたが、離婚が成立すると気持ちがスッキリします。

やっと前に進めます。

離婚後の生活が不安でしたが、特に問題ありません。将来についても少し不安になりますが、それは結婚生活を続けていても一緒です。

離婚をしたからこそ、新たな出会いが楽しみです。

 

離婚はゴールではなくスタート。

私は離婚をしてからより強くなり、自分の人生についてしっかりと向き合っている感じがします。

離婚を経験してよかったと思います。

 

私は離婚を推奨するわけではありませんが、離婚をして新たな人生を歩んだほうが幸せになれる人もいます。

私は幸せになりました。あなたももしかしたら離婚をしたらもっと幸せになるかもしれません。

 

離婚する=悪ではありません。一つの人生の選択です。

「離婚したあとの人生が怖い」と思うかもしれませんが、離婚前にいろいろと準備をしておいて、将来のことを想像しておけば、怖さはなくなりますよ。

「離婚するのも一つの手」

と考えて、今後の人生を考えてみてください。

 

おしまい

ABOUT ME
ひより
結婚→妊娠・出産→離婚を3年間でやり切った30代のひより。今は後悔なく離婚をして、「シンママだけど幸せな生活」を送っています。『シンママが楽しく・幸せに生きる』がこのブログのテーマ。「シンママの再婚活」「シンママのふわふわ楽しい生活術」をメインに発信しています。(私の日常や読書、スピリチュアルについてもちょこっとだけ)ぜひのぞいてみてください。