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こんにちは、ひより(@hiyori4050)です。
あなたは今、離婚したいと思っていますか?
- 夫と一緒にいるのが嫌だ
- 夫と同じ空気を吸いたくない
- 夫以外に好きな人ができた
- 夫からモラハラ、DVを受けている
という状態だと、離婚を考え始めますよね。
でも、「自分から「離婚したい」と言うのは怖いから、夫から「離婚したいと言ってほしい」」なんて思っていませんか?
はっきり言って、夫のほうから離婚を切り出してもらう方法はありません。
「夫に不倫でもしてくれればいいのに」と思うかも知れませんが、不倫するまで待ってるのも時間の無駄だし、不倫の証拠集めだって楽ではありません。
だから夫から離婚を切り出してもらうことは諦めて、あなたから離婚をしたいと夫に訴えましょう。
しかも実は「離婚をしたい」と言ったほうが、離婚準備を計画的に進められるのでオススメなんですよ。
計画的な離婚をしましょうね。
夫から離婚を切り出してもらう方法はない
夫から離婚を切り出してもらう方法はありません。
心理学に『現状維持バイアス』というのがあるのですが、人は変化をするよりも、今の状況を維持する方向に行動してしまうんです。
現状維持バイアス(status quo bias)とは、変化や未知のものを避けて現状維持を望む心理作用のこと。 現状から未経験のものへの変化を「安定の損失」と認識し、現在の状況に固執してしまうというものである。
参考:シマウマ用語集
つまり、どんなに夫婦関係が悪化していようと、夫が夫婦関係の悪化を問題に思っていないのであれば、離婚(変化)をしないように動いてしまうんです。
あなたの夫が離婚する必要性がある(離婚をして不倫相手と結婚するなど)と思えば、あなたに離婚を切り出すと思いますが、離婚に対して強い思いがなければ、夫が離婚を切り出すということはないでしょう。
夫に不倫をしてもらうように仕向けるサービスもあるようですが、あなたが不倫を仕向けるサービスを使ったことがバレると、あなたにとって不利になります。しかもそんな事に時間とお金を使うのはもったいない。
離婚したいと思うのであれば、あなたから離婚を切り出しましょう。
あなたから夫に離婚の意思を伝えよう
夫婦関係が破綻していて、「離婚したい」とあなたが思っているのであれば、あなたの夫も同じように「夫婦関係が破綻しているから離婚したい」と思っている可能性もあります。
だから、もしかしたらあなたから離婚を切り出せば、彼も離婚に応じてくれるかもしれません。
もしかして夫は「夫婦関係は円満」だと思っている可能性もありますが、離婚を切り出して夫がショックを受けても、あなたの知ったこっちゃありません。
別れ話を切り出すのは勇気がいりますが、将来の幸せのため。心を鬼にして離婚したいという意思を伝えましょう。
「離婚したい」とあなたが思ったなら、あなたから切り出しても特に問題はありませんよ。
離婚を切り出してもあなたが不利になることはない
結婚も男性・女性のどちらから切り出しても良いように、離婚についても男性でも女性でも切り出しても大丈夫です。
「離婚を切り出したのはあなただから慰謝料を請求する」なんてことを夫から言われるかもしれませんが、そんなことで慰謝料を払うことはありません。
慰謝料は離婚の原因を作った側(不倫をした等)が払うものであって、「夫婦関係の破綻」は双方に問題があるから、慰謝料請求されたとしても気にしなくていいんです。
もし心配ならば、弁護士の無料相談で尋ねてみてもいいでしょう。
あなたが不倫をしているなら離婚に慎重に
もしあなたが「不倫をしているから離婚をしたい」のであれば、気をつけてください。
あなたから「離婚したい」と切り出すのは問題ないのですが、離婚できるかどうかは別です。
夫婦2人だけの話し合いで離婚をする『協議離婚』で離婚することができるのであれば良いのですが、もしあなたの夫が「離婚したくない」と言って裁判になった場合は離婚できる可能性が低いです。
離婚原因を作った側(不倫など)からの離婚は基本的に裁判では認められません。あなたの夫が「離婚をしたくない」と言ってしまったら離婚できません。
もしあなたが「不倫をしているから離婚をしたい」と思うのであれば、さっさと別居を開始して、別居を数年続けましょう。
別居の日数が長ければ、夫婦関係が破綻していると客観的に示すことができて、離婚原因になります。裁判になったとしても離婚することができるでしょう。
別居していたという事実は、「婚姻関係の破綻」の重要な要素です。
「婚姻関係の破綻」は、法律上の離婚原因のうち「その他婚姻を継続し難い重大な事由」があるかどうかを、裁判所が判断するときの重要な基準になります。一般的には3~5年程度の別居期間があると、婚姻関係が破綻しているとして、裁判所に離婚が認められやすくなる傾向にあります。
別居期間は大体5年前後でしょうか。決まりはないので、数年経ってから離婚調停をするのがいいでしょう。
でも、話し合いで離婚できるのであれば、わざわざ別居をしなくても離婚できますよ。
離婚を切り出す前に必ず離婚の準備をしておくこと
もしあなたから「離婚したい」と言うのであれば、その前に離婚準備を完璧にしておきましょう。
- どうして離婚をしたいのか(離婚理由)
- どうして離婚をしたいと考えたのか(離婚原因)
- モラハラ・DV・不倫等の証拠集め(離婚原因)
- 夫の収入の把握(養育費、婚姻費用の計算ため)
- 夫の財産の把握(財産分与)
- 養育費の計算
- 別居中の婚姻費用の計算
- どこで生活をするのか・どれぐらいの生活費がかかるのか(今後の生活)
- 仕事を始める・資格を取る(今後の生活費を稼ぐ)
- 面会交流の回数はどれぐらいがいいのか(月1回ぐらいがベター)
離婚理由は紙に書いてまとめておきましょう。紙にかっくときにイライラすると思いますが、夫と冷静に話し合いするときや弁護士さんや調停委員さんと会話するときに大活躍します。
離婚原因(モラハラ・DV・不倫等)の証拠集めや夫の財産の把握等は、あなたが離婚したがってていることがバレると隠される可能性があります。ボイスレコーダーや病院の診断書、探偵を雇う、夫のスマホチェックなどをして、ひっそりと証拠を集めていきましょう。
養育費や婚姻費用は裁判所からの算定表が出ているので、それを参考にどれだけもらえそうなのかを確認しましょう。
参考:養育費・婚姻費用算定表
婚姻費用とは別居中に収入の多いほうから少ないほうに支払われるお金のことです。さかのぼって請求することができないので、別居をするときに一緒に婚姻費用も請求しましょう。
夫に離婚を計画しているということがバレると面倒です。バレないようにこっそりと準備をしましょう。
離婚準備をしっかりした人ほど幸せな離婚をすることができます。感情のままに離婚すると必ず後で後悔します。
やる事は多いですが、幸せな将来のためです。がんばりましょう。
まとめ:離婚の意思が固まっているなら、あなたから夫に離婚したいと言うべし
あなたの離婚の意思が固まっているのであれば、あなたから夫に「離婚したい」と切り出しましょう
夫から離婚を切り出してもらうのを待っている時間がもったいないです。
離婚を切り出した側が立場が弱くなるなんてことはありません。
- 夫と一緒にいたくない
- 夫の面倒を見るのが嫌だ
- 夫の顔も見たくない
という理由でも離婚を切り出すことが可能です。いわゆる性格の不一致ってやつですね。
離婚できるかどうかは別ですが、あなたが「離婚をしたい」と思うのであれば離婚を切り出していいんですよ。
もしあなたが不倫をいるのであれば、不倫していることがバレる前にさっさと離婚をしてしまいましょう。
夫に不倫していることがバレると離婚するのが難しいです。
不倫している妻が離婚をした後に、その不倫相手と再婚をするのを嫌がる男性は多いですからね。(女性もそうだと思いますが。)
もう不倫していることが夫にバレていて、それでも「離婚をしたい」と言うのであれば、「離婚をしたい」ことを夫に告げて、別居を始めましょう。
お互いに「離婚したい」というのであれば離婚は簡単ですが、一方が離婚したくないと思うのであれば離婚問題は長引きます。
協議離婚や調停離婚では双方の意思によって離婚するかどうかが決まりますが、裁判離婚となると客観的な離婚理由が必要になります。
まずは「離婚したい」と夫に告げてみて、もし夫が「離婚したくない」と言うのであれば、別居を開始しましょう。
数年間(5年前後)別居をすると夫婦関係が破綻しているとみなされ、離婚理由になります。
別居中の生活費は婚姻費用を請求しておけば問題ありません。
別居中の婚姻費用は養育費よりも高額です。「婚姻費用を払いたくないから離婚する」と夫に思ってもらえればこっちのもの。さっさと離婚することができますよ。
流れとしてはこんな感じでしょうか。
離婚の意思を告げる→別居をする→離婚調停をする→裁判離婚をする
裁判離婚まで発展することは稀です。離婚調停までなら弁護士さんを雇わなくてもあなたの力でできます。
でも不安があるなら、弁護士さんに依頼するのも一つの手ですよ。
私は弁護士さんに依頼して離婚調停で離婚をしましたが、財産分与をしなかったので20万円前後で済みました。
弁護士事務所によって金額が異なるため、いろんな弁護士事務所から相談&見積もりをしてもらってから誰に依頼するかを決めましょう。
「離婚したい」と切り出す前に必ず離婚の準備をしっかりしておきましょう。
- どうして離婚をしたいのか(離婚理由)
- どうして離婚をしたいと考えたのか(離婚原因)
- モラハラ・DV・不倫等の証拠集め(離婚原因)
- 夫の収入の把握(養育費、婚姻費用の計算ため)
- 夫の財産の把握(財産分与)
- 養育費の計算
- 別居中の婚姻費用の計算
- どこで生活をするのか・どれぐらいの生活費がかかるのか(今後の生活)
- 仕事を始める・資格を取る(今後の生活費を稼ぐ)
- 面会交流の回数はどれぐらいがいいのか(月1回ぐらいがベター)
こっちが有利になるような、証拠集めは早めにゲットしておきましょう。
離婚準備をしっかりとしておけば、離婚後に幸せな生活が待っています。
頑張っていきましょう!
おしまい