離婚準備

離婚すると生活水準は下がる!離婚前からお金を使わない生活に慣れよう

お金

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

こんにちは、ひより(@hiyori4050)です。

離婚しても養育費や財産分与、慰謝料で今までと同じ生活ができると思っていませんか?

確かに夫がすごく稼いでいる、ものすごい資産家、という場合であれば、離婚をしても悠々自適な生活ができるでしょう。

ですが、普通の共働きや専業主婦家庭で離婚した場合は、離婚後のほうが生活が苦しくなることがほとんどです。

 

「夫が不倫をしたからその慰謝料がもらえる」と思っているかもしれませんが、不倫による慰謝料は昔よりも減額されており、100万円~300万円程度。

実家に戻らず、子どもと2人で生活しているのであれば、だいたい1年間分の生活費でしょう。

養育費も夫の給料によって変動し、もし離婚するときに夫が無職であれば養育費はもらえません(ない袖は振れぬということです)。

 

つまり、離婚後はお金に苦労する可能性が高いということです。

離婚する前から生活水準を下げて、お金を使わない生活に慣れておきましょう。

離婚後に一番苦労するのはお金問題

離婚をした人の1番の悩みはお金の問題です。

離婚するときに財産分与をしたり、慰謝料をもらったり、毎月養育費をもらったりしますが、結婚の時と同じ生活レベルを維持するのは難しいです。

よーこ
よーこ
子どもがいると、フルタイムの仕事は大変です

子どもにかける教育費も、子どもが大きくなるにつれて負担が大きくなります。

 

夫がすごい浪費家か、ギャンブルに依存しているという状態でなければ、離婚後の方がお金に苦労するでしょう。

「離婚をして、財産分与と慰謝料で楽しい生活」なんて話もたまに聞きますが、そんなものはファンタジーですよ。

不倫の慰謝料は昔よりも減っている

「夫が不倫をしたから、その慰謝料がもらえる!」と思っているかもしれませんが、不倫の慰謝料で昔と比べて金額が減っています。

相場はだいたい100万円~300万円ほど。

それぐらいの金額は1年間の生活費ですよね。

 

専業主婦で離婚した場合はすぐに働かないと、慰謝料は1年でなくなってしまいますよ。

慰謝料もらってウハウハ生活、なんていうのは夢物語です。

結婚前の財産は財産分与の対象外

「夫がすごくお金を持っているから、財産分与たくさんもらえる」と思っていませんか?

確かに、結婚してからのお金は夫婦共有財産です。財産分与をすると、あなたも半分もらうことができます。

 

気をつけて欲しいのが、結婚前の財産です。

結婚前の財産はそれぞれ夫のもの、あなたのものと固有の財産です。つまり、財産分与の対象外なんですよ。

例えば、1億円持っているプロ野球選手と結婚して、結婚後に夫が野球を辞めて無職になってしまった。その夫婦が離婚した場合は、結婚後に夫はお金を稼いでいないので、財産分与は0円になります(極端な例ですが)。

よーこ
よーこ
私は離婚準備をするまで、財産分与の対象は結婚前も関係があると思っていました

結婚をするときは、相手に伸びしろがあるかどうかを見極めてから結婚したいものですね。

離婚前にあなたが稼いでいると養育費が減る

離婚前にあなたが稼いでいると、もらえる養育費が減ってしまいます。

養育費は夫の収入と妻の収入を比較して決めます。

夫婦2人の話し合いで離婚をする場合(協議離婚)、自由に養育費の金額を決めることができますが、離婚調停では裁判所が出している養育費算定表を参考に養育費の金額を決めます。

参考:養育費・婚姻費用算定表

協議離婚でも養育費が決まらない場合は、ぜひ養育費算定表を参考にしてみてください。

よーこ
よーこ
「養育費算定表よりも低い金額にしろ」と言われた場合、調停離婚で養育費を金額を決めたほうが金額が高くなる可能性がありますよ

 

養育費算定表を見ていただけるとわかると思いますが、夫の収入を縦軸、妻の収入を横軸にして、養育費の相場がわかります。

「離婚をするからお金を稼がないと」と思って仕事を始めてしまうと、貰える養育費が少なくなってしまう可能性があります。

私はもらえる養育費の金額が減るのが怖くて、離婚調停中は働きに出ませんでした。

でも、「無職の状態で離婚をするのが怖い」という気持ちもわかります。

養育費算定表を見て、どれぐらい稼いでも大丈夫なのかを決めたり、離婚前は働きに出るのではなく資格を取る・勉強をするのがいいのではないでしょうか。

 

養育費は毎月もらうものなので、「養育費は少なくても大丈夫」と思うと、離婚後に苦労します。

離婚をしたあとに『養育費の増額請求』という調停を起こすことも可能ですが、はっきりって時間とお金がかかります。『養育費の増額請求』をしたのに、養育費が減ってしまったなんてこともあります。

離婚前にできるだけ多くの養育費をもらえるよう交渉しましょう。

離婚後に生活水準が上がることはほとんどない

離婚後に生活水準が上がる事はほとんどありません。

「子どもがいなくて、普通の独身生活に戻る」というあれば、あなたの稼ぎ次第では生活水準が上がることもあります。

でも子どもがいる場合は、子どものために仕事をセーブすることになったり、子どもの生活や教育にお金がかかったりして、生活水準を下げる必要が出てくるでしょう。

 

私は結婚して専業主婦になっていたので、離婚をして生活水準が下がりました。

実家に住んでいるので、そこまでお金に苦労もしていませんが、自分のものを買うのを控えたり、外食の回数を減らしたりしています。

実家に住んでいるからまだ余裕のある生活ができていますが、あなたと子ども2人で生活するとなると、本当に大変だと思います。

なので、できれば離婚をしたあとに実家に戻ることをオススメします。

よーこ
よーこ
もし実家に戻らないのであれば、国や地方自治体のひとり親家庭の支援制度をしっかりと活用しましょう

離婚前からお金のかからない生活に慣れておく

離婚をして実家に戻ると考えていても、離婚をする前からお金のかからない生活に慣れていくことが大事です。

「1円たりとも無駄にしてはいけません!」とは言いませんが、何気なく買っているものや、毎月支払っているものには少し目を向けてみましょう。

 

実家に戻らないのであれば、小さな家に住んで、家賃を抑える必要があります。

断捨離をして不用品を売ってしまえば、小さな家でも快適な暮らしができて、お金も少し増えます。

「週に一回しか買い物しない。それ以外の日は財布を持たない」と決めてしまえば、ついつい買ってしまうということもなくなるでしょう。

あと大事なのは、毎月支払っているものを減らすこと。家賃、光熱費、通信費、クレジットカード代、サブスクなど。使わないものは思い切って契約を解除!使っているものも別の契約にして費用を抑えるなど工夫をしてお金を減らさないようにしていきましょう。

よーこ
よーこ
通信費は会社によって差が大きいものです。毎月1万円をこえる契約もありますが、毎月1000円前後で普通に使えるものもあります。どんなものがあるのかをチェックして、安いものに切り替えていきましょう

最初は生活水準を下げることに抵抗があるかもしれませんが、やってしまえば慣れますよ。

月10万円でも普通の生活はできる

月々の費用を抑える、家賃のかからない小さな家に住む、無駄遣いをしないということをやっていれば、月の収入が10万円でも普通に余裕のある生活はできます。

私は一人暮らしの時に家賃8万円のところに住んでいましたが、ひと月あたり10万円しか使っていませんでした。

もっと家賃を抑えれば、月10万円でも貯金することができるようになっていたでしょう。

 

月の収入が10万円で良いのであれば、正社員ではなくパートでも大丈夫です。

子どもが大きくなるまではパートで生活して、子どもが大きくなってから資格を取ってもっと良いところで働く、もしくは起業する、なんてこともできます。

私が読んだミニマリストの本の著者さんも、月の収入が10万円だけど余裕で生活しているという話が書いてありました。

子どもの養育費を貯金に回せば、大学費用にもなるでしょう。

月10万円以上稼ぐな、とは言いませんが、月10万円でも生活ができると思うと安心しませんか?

健康に気をつけるのはとても大事

生活水準を下げるのに1番やってはいけない事は、健康を害することです。

炭水化物ばかりのご飯、毎日マックに行く、なんて事は絶対にしないでください。

病気になると一気にお金がなくなります。

健康になるまで仕事をすることもできなくなるので、本当に病気になることは百害あって一利なしです。

 

毎日凝った料理を食べなくてもいいんです。野菜は蒸すだけ、肉は焼くだけ、あとは白いご飯とふりかけ。栄養をしっかり取れば、太ることもなく、肌つやも良く、毎日元気に動くことができます。

よーこ
よーこ
タンパク質を取らないと満足感が満たされず、お腹がすいてしまいます。

江戸時代のような食事でいいんです。

特に育ちざかりの子どもがいる場合は、栄養不足には気を付けてください。

 

あとはたくさん動く。子どもと一緒に外でたくさん遊べば、子どもも楽しくて健康になって一石二鳥。

最低でも、1日20分は散歩をするようにしましょう。

少しでも収入を増やすために副業を始める

子どもが小さいから外に働きに行くのができない、もっとお金を稼ぎたい、というのであれば、家でできる副業をしてみたらどうでしょうか。

家にある不用品売買も立派な副業です。

あとポイント活動(ポイ活)をしてポイントをためるのもオススメ。

よーこ
よーこ
私は多くのサービスを楽天でまとめています。おかげで楽天ポイントがたくさんたまって節約になっています。

時間の割には利益が少ないですが、簡単にできるアンケートでもお金を稼ぐことができます。

あとはクラウドソーシングを使ってライターの仕事をしてみたり、自分でサイトを運営してみるのもオススメ。

ネットが発達している現代だからこそ、在宅でできる副業がたくさんあります。

あなたにあった副業やって、より豊かな生活をしてみませんか?

まとめ:離婚時の財産分与に期待しないで

離婚後にたくさんお金がもらえるという事は本当にまれです。

基本的には、離婚をしたら生活水準が下がってしまいます。

でも離婚をすることは別に悪いことではありません。

夫から離れてストレスがなくなれば、子どもと一緒の幸せな時間を過ごすことができるかもしれません。

離婚をしたら新しい恋をすることができます。よりあなたに合った人と出会って、再婚して、幸せな家庭を築くことができるかもしれません。

生活水準が下がったとしても、今は国や地方自治体のひとり親家庭の支援がたくさんあります。

最悪、自己破産なんていうこともできますからね(2ちゃんねるの創業者であるひろゆきさんのお友達には、自己破産しても幸せに暮らしている人がいるらしいですよ)。

 

生活水準が下がったからといって、あなたの好きなものを我慢しなくてはいけないということはありません。

収入が少なくても、楽しく過ごすことはできます。

私は収入は減りましたが、今は幸せです。

夫に気にして好きなものを買うのを我慢していた時よりも、今は自分の責任でお金のやりくりができるので自由です。

離婚をしたあとに毎月どれぐらいのお金がかかるのか、というのを計算してみたらどうでしょうか。

意外とお金をかけないでも生きていける、ということがわかって安心しますよ。

おしまい

ABOUT ME
ひより
結婚→妊娠・出産→離婚を3年間でやり切った30代のひより。今は後悔なく離婚をして、「シンママだけど幸せな生活」を送っています。『シンママが楽しく・幸せに生きる』がこのブログのテーマ。「シンママの再婚活」「シンママのふわふわ楽しい生活術」をメインに発信しています。(私の日常や読書、スピリチュアルについてもちょこっとだけ)ぜひのぞいてみてください。