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こんにちは、ひより(@hiyori4050)です。
私は1年半の別居を続け、別居中に元夫から円満調停の通知書をもらい、円満調停→離婚調停をすることになりました。
そして離婚調停から1年後の2020年の9月に離婚が決定しました。
結婚をしたときは、まさか自分が離婚することになるとは夢にも思っていませんでした。
恋愛結婚をしたのですが、結婚式の準備や妊娠・出産を境に関係が悪化したんですよね。
今は離婚が成立して、自分の人生を歩むことができて幸せです。
結婚のときは結婚と会社のストレスで適応障害を発症しましたが、離婚に比べると軽い悩みでした笑。
離婚は結婚の何倍もの労力とストレスがかかります。
離婚調停の前に資料や証拠集めをして、戦いに挑む必要があります。
私は弁護士さんに依頼したので、弁護士費用も必要でした。
でも別居中や離婚調停中に準備万端にしていたので、私の理想通りに離婚することができました。
養育費も毎月6万円支払ってもらっています。財産分与をしなかったので、結果的に私のほうが得をしました。
初めての離婚調停は緊張しますよね。
今回は私の別居原因と、1、2回目の離婚調停の様子を書きます。
- 夫から離婚調停を申し立てられた
- 離婚調停を通して離婚したい
- 離婚調停の様子が知りたい
といったあなたはぜひ読んでみてください。
私が別居した経緯
『子どもを出産をしてから元夫とすれ違いをしてしまったこと』が原因で別居をしました。
里帰り出産をしたのですが、出産してからなかなか私の体調がよくならずに、実家に2か月ほど生活していました。
私が実家にいるときは、元夫が土日に実家に泊まりにきてくれました。
実家と元夫と住んでいた家は電車で1時間ほど。近いですよね。
実家でお世話になっている状態を2ヶ月間続けたあと、今度は私と子どもが平日は実家に、休日は元夫との家に、というふうに行ったり来たりしていました。
そこから関係が悪くなってきました。
私はずっと実家から離れるのは精神的にも肉体的にも大変だったのですが、元夫は「平日に1人になるのは寂しいから、早く戻ってきて欲しい」と言ってきます。
多分産後うつみたいな状態になっていたと思います。
私は日々ギリギリの状態で生きていたので、「寂しいなどとふざけたことを言うんじゃない」と元夫に対して怒りや軽蔑、嫌悪感などが沸き起こっていました。
また、首も座っていない生後3ヶ月の子どもを毎週電車に乗せて、実家と元夫との家を行ったり来たりするのも、すごく大変だったのですよね。
でもその状態を3ヶ月間、頑張って続けました。
「そろそろ元夫との家にずっと戻っていても平気かな」と思ったところで夫から突然、
「平日に実家に戻るとすごく寂しいから、ずっと家に居られるようになるまで戻ってこなくていいよ」
と言われました。
元夫との家に戻るために、実家と元夫との家を行ったり来たりしていたのに、その労力が無駄になりました。
また、子どもを私に任せきりにするということに、元夫に怒りが沸きました。
子育てを頑張っている私よりも、自分のことのほうが大事だったんですよね。
元夫から連絡が来たあと、元夫に連絡しても既読スルーされるようになりました。元夫は私の実家に来て、子どもの顔を見ることもありません。
また、元夫の両親からすごく電話やメールが来ました。私だけでなく、私の親にも連絡が来ました。
元夫を弁護するような内容だったり、私の体調を心配しているようで責めているような内容で、もう思い出したくないです。
私や子どもに対して無視をするような元夫の態度にあきれ、「この人とはもうやっていけない」と思い、離婚を考え始めるようになりました。
そして「もう戻ってこなくていいよ」と言われたということで、そのまま別居になりました。
夫婦には同居の義務があります。
なので別居を始めてしまうと、別居をした側に慰謝料を請求されることがあります。
私の場合は元夫から「戻ってこなくていい」という言葉で別居したということで、慰謝料を支払うことはありませんでした。
別居をしたとしても、必ず慰謝料を払わないといけないということにはなりません。
離婚問題は双方に原因がある場合があります。(不倫やDV、モラハラなど絶対に相手のほうが悪いという場合は慰謝料をもらうことができます)。
全体をよく見て、慰謝料のことを考えます。
離婚は戦争ですから、自分が不利にならないように。証拠は全て残しておきましょう。
また別居をするときに、事前に夫から了承を得ていると、慰謝料問題には発展しませんよ。
1回目の調停の様子
別居から半年後に夫と話し合いをしたのですが、それからまた1年間連絡が来ませんでした。
別居後の既読スルーを根に持っていたので、私からは元夫に連絡をしないと決めていました。
そして別居から1年半後、夫から突然、『夫婦関係調整調停(円満)』と『面会交流』を申し立てられました(この時はまだ離婚調停ではありません)。
夫婦関係調整調停(円満):夫婦間でこじれてしまった関係を調停を使って解決しようというもの。離婚とは違い、関係回復を目指す調停。別名:円満調停
突然の調停の通知書が来て驚きました。
離婚調停ならまだわかるのですが、夫婦関係を改善するための調停なんですよね。
「私との関係をもとに戻したいと思うのであれば、もっと積極的に私に連絡を取ればいいのに・・・」と思いましたが、私は離婚を考えているのでちょうどよかったです。
また、『面会交流』についても申し立てられていますが、私は一度も「子どもに会わせたくない」なんてことは言っていません。
元夫から連絡が来なかったので、子どもと会っていなかっただけです。
元夫は弁護士を立てて調停に挑んできたので、私も知り合いの弁護士さんに依頼することにしました。
私の弁護から「離婚したいと思うのであれば調停に出席しなくても良い。だけど今回は『夫婦関係調整調停(円満)』だけではなく『面会交流』も同時に申し立てられているから、出席しないと審判に移行してしまう」と言われました。
円満調停を申し立てられたとしても、あなたに夫婦関係を改善させる意思がないのであれば、出席しなくても大丈夫。
円満調停や離婚調停は調停に参加しないと、不成立になって、そのまま終わるだけ。
だけど、『面会交流』『婚姻費用』『養育費』『財産分与』などについては調停に出席しないと、調停が不成立で終わり、審判に移行してしまう。
1回目の調停は私の弁護士さんの都合が悪いので欠席して、2回目の調停に出席することにしました。
「1回目の調停では申し立てた方の話を聞く(今回は元夫)から欠席しても特に大きな問題にならないし、相手が勝手に日付を決めてきたので、予定があって出席できなくても大丈夫」と言われました。
調停の通知書には裁判所に提出する書類があったのですが、弁護士さんが作成して、裁判所に送ってくれました。
2回目の調停の日時もすべて弁護士さんが交渉してくれました。
弁護士さんに依頼しておくと、とても助かりますよ。
2回目の調停の様子
そして2019年9月に2回目の調停がやってきました。
元夫と調停委員さんが話をして、その後に私と調停委員さんが話をするという流れでした。
調停では申し立てた側(元夫)と申し立てられた側(私)は顔を合わせません。
それぞれ別室の待合室があります。
待合室で待ってると、調停委員さんが声をかけてくれるという流れです。
調停中ではお互いに顔を合わせることはありません。
調停が終わるときだけ、互いが顔を合わせるので安心してください。
調停委員さんから、「元夫は私とまた一緒に頑張っていきたい」と言っていたと教えてもらいました。
そのとき私は「離婚はしたいけど、子どものことを考えたら離婚はしないで元に戻ったほうがいいのかな」と考えていたので、「面会交流を重ねて、元夫とやっていけると思ったら元に戻るつもり」だと伝えました。
しかし元夫から『関係を元に戻すための条件』を聞いて、「やはり離婚しかない」と覚悟を決めました。
夫から出された条件は、
- 1ヶ月以内に2回会う
- 1回は日帰りで会って、2回目は夫との家で1泊する
- 次回の調停で同居するか離婚するか決める
- この条件が飲めないのであれば離婚する
1年半も別居して、1年間も連絡を取っていない状況なのに、1ヶ月でそのブランクを埋めるというのは無理がありますよね。
しかも2歳になる子どもがいます。大人じゃないんだから、突然の環境の変化に耐えられるはずないでしょう。
「元夫って実は離婚したがっていた?別居を解消するための条件って、離婚したい側から提案するんじゃないの?」と頭が混乱しました笑。
私は「子どもとの面会交流を通して関係をまた修復できるのであれば、離婚はしなくてもいいかな」という気持ちだったので、この条件は飲むことができません。何度言いますが、私は離婚したい側なので。
私の弁護士さんも調停委員さんもこの条件にはあきれていましたが、「この条件を飲めないのであれば離婚する」と元夫が言っているので、円満調停→離婚調停になりました。
調停を通して、「やっぱり元夫とは一緒にやっていけない」と強く思うことができました。
今まで「関係をもとに戻したほうがいいのかな」「離婚したいけど、我慢したほうがいいのかな」「イヤだけど、私から歩み寄りをしたほうがいいかな」と考えていましたが、この円満調停を通して、方向性が決まったのでスッキリしました。
調停委員さんは裁判官や弁護士さんを引退した人がやっています。
なのでちょっと年配な女性と男性です。(調停委員さんは二人いて、女性と男性が担当します。)
調停委員さんも人なので、誠実に対応して印象を良くしておくと、調停が有利に働きます。
感情的に思いのたけを言うのではなく、冷静になって説明するようにしましょう。
まとめ:円満調停で関係回復はできなかったので、これからは離婚調停をします
元夫が申し立てた調停は『夫婦関係調整調停(円満)』だったので、「関係が元に戻るか」と思いきや、結局離婚調停になりました。
円満調停を通して夫婦関係を元に戻したいと思うのであれば、まずは調停を申し立てる前に、相手と直接話し合いをしましょう。
円満調停は、夫婦で話し合いをしたけど解決することができず、しょうがないから第三者に頼もうというものです。
夫婦関係を元に戻そうと行動をしていなかったのに、突然円満調停を申し立てられると、相手によっては怒りが沸くかもしれません(私はぶちぎれました)。
また、円満調停を申し立てたらそのことを事前に相手に連絡しておきましょう。
突然円満調停の通知書が届くとびっくりしてしまいます。
夫婦関係をもとに戻そうと思うなら、相手に対して誠実に対応しましょう。
私は別居中、元夫の両親という第三者が関与してきてから関係がすごくこじれました。
私は産後うつっぽかったし、夫婦のいざこざだけだったら離婚まではいかなかったかもしれませんが、第三者が混じると大事になります。
調停委員さんや弁護士さんも第三者です。
第三者を巻き込む場合は、気をつけないと関係が悪くなりますよ。
離婚調停に切り替わったので、これからの調停で、
- 離婚するまでの婚姻費用
- 子どもの親権
- 子どもの養育費
- 子どもとの面会交流
- 財産分与
を決めていきました。
私の場合は親権や面会交流は瞬殺で決まりましたが、婚姻費用と養育費、財産分与で大きくもめることになりました。
結果的に私の希望が通り、『養育費は月6万円、財産分与はなし、婚姻費用については私が別居中にお金を引き出しまくっていたので、それでOK』というふうになりました。
結婚式の費用は全部元夫が払ってくれたし、元夫の口座から生活費を全て払っていたので、財産分与をされると私のほうが損をすることになっていました。危なかったです。
調停ではすごくストレスがかかり、調停の前日はいつも胃痛に苦しめられてきました。
でも私の代わりに弁護士さんがいろいろと動いてくれたので、とても助かりました。
味方がいるのって本当に大事。
もし離婚調停をするなら、弁護士費用が掛かりますが、弁護士さんに依頼してもいいかもしれません。
でも弁護士さんに依頼する場合は、いろんな弁護士事務所で相談してから決めてください。
弁護士さんの中にもできる人とできない人がいます。
できない人に依頼してしまうと、お金ばっかりかかって損をしますよ。
3回目の調停は11月にやりました!
おしまい