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こんにちは。ひより(@hiyori4050)です。
別居する前に全ての荷物を持って出ていかないと、あとで元の家に荷物を取りに戻ることになりますよね。
私は里帰り出産→別居になったので、ほとんどの荷物を元の家に置きっぱなしです。
里帰り出産をするまでは、離婚することなど一ミリも考えていなかったのでしょうがないのですが・・・・。
荷物を元の家に置いたまま別居してしまうと、荷物を取りに戻るという大きな仕事が発生します。
- 別居する際に、できる限りすべての荷物を持っていく
- 荷物を持っていくことができないなら、荷物整理をして数を減らしておく
どちらかはできる限りやっておきましょう。
私は離婚が確定する前に、元の家に戻って荷物を取りに行きました。
夫婦共同で使っていた家具や家電は全て置いていきました。私が使っていた洋服や小物・結婚前から使っていた小さな家具だけを持って帰りました。
今回は荷物を取りに行く前にやることと、実際に荷物を取りに行った時の体験談を紹介します。
- 別居しているけど元の家に荷物が置きっぱなし
- 元の家から荷物を取りに行ってスッキリしたい
- 早く夫と縁を切りたい
というあなたは、ぜひ読んでみてください。
夫ともめない、荷物の運び出しのやり方
円満離婚でも、荷物のことでもめることがあります。
寛容な人だと「全て持っていっていいよ」と言ってくれるかもしれませんが、ケチな人だと「全て置いてけー」となる可能性があります。
あなた専用で使っていたものはあなたのものなので、持って行っても問題はありません。夫が何か文句を言ってきたとしても、無視して大丈夫。
気を付けてほしいのが、夫婦が一緒に使っていたものを持って帰るときです。
夫婦共同で使っていた家具・家電でもめそうな場合は、すべて相手に譲ってしまうのもいいかもしれません。
それがイヤなら、財産分与でしっかりと分けるという手もありますよ。
夫婦共同の物を勝手に持って帰るということだけはしないようにしてください。
持って帰りたい場合は、夫と話し合いをしましょうね。
また、荷物の運び出しはかなりのストレスが伴います。
精神的・肉体的に万全な状態で挑みましょう。
準備万端にして、スムーズな荷物の運び出しをしていきましょう。
荷物の運び出しは離婚が確定する前にやる
荷物の運び出しは離婚が確定する前にやりましょう。
離婚が確定してしまうと、相手と連絡が取れなくなってしまうかもしれません。
荷物の運び出しができず別居状態が続くのであれば、婚姻費用をもらうという手もあります。
離婚前ならまだ夫婦です。弁護士に依頼するなり、離婚調停をして、なんとしてでも離婚前にすべてに決着をつけましょう。
自分の荷物だけを取りに行く
自分の荷物だけを取りに行くなら、夫ともめることは少ないです。
でも、
- 夫婦のお金で買った高価なもの
- 現在使っている家具・家電
を持って帰るときは注意が必要。
夫婦になってから買ったものは、基本的に夫婦の共有財産です。
- 結婚前に買ったもの
- 自分専用の物(アクセサリーとか洋服とか)
は持って帰っても大丈夫です。それ以外の物は持って帰るときに気を付けてください。
夫婦共同の物はおいていったほうがもめないかもしれません。
でも、新しい生活をするのに、また新しい家電を買うのも金銭的に大変ですよね。
家具・家電については財産分与の対象になります。
私は財産分与はしなかったのですが(結婚してから3年しかたっていなかったから)、もし財産分与をするなら、家具・家電を含めて話し合いましょう。
夫に事前連絡をする
夫と険悪な状態だと連絡したくないですよね。
でも、別居を始めたなら、鍵を持っていたとしても無断で入ってはいけません。
最悪、不法侵入で訴えられることもあります。
別居を始めたなら住民票を変えていないとしても、あなたの家ではありません。夫の家です。
夫婦だとしても勝手に家に入るのは犯罪です。
絶対に無断で入ることはしないようにしましょう。
連絡をとりたくない気持ちは痛いほどわかりますが、夫とより険悪な状態にならないためにも必ず夫に連絡するようにしてください。
もし夫ともめそうなら弁護士に相談する
荷物を取りに行くとき、夫ともめそうなら弁護士さんに頼るのもありですよ。
弁護士さんに相談したら、あなたと一緒に荷物の運び出しをしてくれるかもしれません。
市役所で弁護士さんの無料相談をやっているところもあります。
近所の弁護士事務所に相談してみてもいいかもしれません。
私は離婚調停を弁護士さんに依頼しているので、荷物を取りに行くことについては何度も相談に乗ってもらってました。
弁護士さんから、
- 荷物を取りに行く連絡をしたくないなら、代わりに連絡してあげる
- もし1人で取りに行くのが不安なら、一緒に手伝ってあげる
と提案もされました。
申し訳なかったので提案は辞退したのですが、気にかけてくれる人がいるのは嬉しかったです。
自分で解決するのが無理そうなら、早めに弁護士さんに無料相談しましょう。
弁護士さんの中にはできる人とできない人がいます。
私は姉に紹介されたできる弁護士さんでしたが、元夫の弁護士さんははっきり言ってポンコツです。
ポンコツの弁護士さんに当たらないようにすぐに契約はしないで、ネットでサイトから情報を得るようにしましょう。
夫に荷物を送ってもらうようにお願いする
できればこの手は使わないほうがいいのですが、一応紹介します。
夫に着払いで荷物を送ってもらうように依頼をするのです。
夫によっては、家を出ていった妻にはもう二度と家に入ってもらいたくないという人もいます。
でも、あなたの荷物についてはあなたの物。
夫が勝手に処分するなんてことはできません(処分なんてしたら、それこそ訴えることができます)。
だからそういうときは荷物を着払いで送ってもらうんです。
何を送ってくるかわからないし、着払いだからいくらかかるかもわかりません。
でも荷物を運び出す手間がなくなるので、それは助かりますよ。
できれば荷物の運び出しは夫と話し合いながら、お互いが納得する形で運び出すのが一番です。
そのほうがもめません。
でもお互いが合いたくない、というなら着払いで荷物を送ってもらうという手もありますよ。
荷物を送ってもらうなら、着払いでお願いしましょう。
荷物の梱包や送ってもらうという手間を夫にさせるんです。送料ぐらいは負担しましょう。
離婚前は夫からとことん搾取してやるという気持ちになりますが、誠実に対応したほうが、トラブルが発生しにくくなりますよ。
荷物を取りに行く方法は2パターン
荷物を取りに行くには、
- 荷物が少ない→車を使う
- 荷物が多い→引越し業者を使う
この2パターンがあります。
私は荷物が少なかったので、車を使いました。
家具も少なかったのに、車の中はパンパンになりましたけどね。
軽トラを運転することができるなら、軽トラを借りるのもありですよ。
自分が持って帰る荷物によって使い分けるようにしましょう。
荷物が少ない場合は車を使う
私の場合は家具・家電を持って帰らなかったので、実家の車で荷物を取りに行きました。
全部入るか心配でしたが、なんとか後部座席に荷物を全部詰め込むことができました。
荷物が多い場合は、もう一度取りに行かなくてはいけなくなるので、気をつけてください。
家具や家電を車で運ぶのは無理ですが、服や本などの小物だけを運ぶなら車でも大丈夫。
「家具や家電はいらない!」という人向けの運び方です。
準備は服などを詰める袋を用意しておくだけです。
布団用の大きな袋は洋服をドカドカ入れるのに最適。
「袋が足りない!」という事態にならないよう、袋はたくさん持っておくようにしましょう。
自家用車では入りきらないかも・・・というなら軽トラを借りるのもありです。
軽トラを運転することができるということが前提になりますが、軽トラを運転できるなら、多くの荷物を運べるのでオススメですよ。
小物だけを運ぶにしても、量があると重くて、時間もかかってしまいます。誰かに手伝ってもらうようにしましょう。
- 親
- 兄弟
- 友人
この順に頼んでみたらどうでしょうか。
もし夫との仲がそんなに悪くないなら(悪くないなら離婚にもならないとは思いますが・・・)、夫に手伝ってもらっても構いません。
1人でやろうとするのは本当に大変なので、誰かに手伝ってもらうようにしましょう。
荷物が多い場合は引っ越し業者に頼む
家具・家電などの大型のものを運ぶときは、引越し業者に頼むようにしましょう。
引越し業者に依頼するのであれば、「離婚するので自分の荷物だけを運びたい」という旨を説明しておけばスムーズです。
早めに元の家に行って、梱包してから引越し業者に運んでもらうようにします。
もし梱包もやってくれる引っ越し業者なら、運ぶ荷物の整理だけをすればOK。
何を持って帰るのかを事前に夫と話し合っておいて、当日はスムーズに荷物の運び出しをするようにしましょう。
引越し業者は1社だけでなく、複数の会社から見積もりをもらうようにしましょう。
引っ越しなんてほとんどが作業費です。
交渉すれば安くなる可能性がありますよ。
離婚するとお金がかかるので、引越し業者でも節約するようにしましょう。
【体験談】私が荷物を運び出したときの様子
調停離婚が確定する前に、私の荷物を取りに行くことにしました。
離婚調停をしているなら、調停中に荷物の運び出しをしてしまいましょう。
もし不具合が生じたとしても、次の調停の時に説明をして対応してもらうことができます。
離婚する前にすべての問題を解決しておくことが大事ですよ。
決行日は2020年7月26日(水)!
4連休の最終日です。
元夫と連絡をしたくなかったのですが、覚悟を決めて連絡をして、この日に決まりました。
そして当日。
私の父が所有している車で、父・私・兄の3人で元の家に向かいました。
家具・家電は持って帰らないので、引越し業者ではなく車を使うことにしました。
私の子どもは家でお留守番。
荷物の運び出しの邪魔になりそうだったので、家で私の母と姉に面倒を見ていてもらうことにしました。
事前に到着時間を相手に連絡して、緊張しながらピンポンをしました。
家のカギも持っていましたが、もう家を出ているのでカギは使いませんでした。
挨拶もそこそこにして、さっさと作業を開始しました。
作業中もちょっとだけ元夫と会話しましたが、ほとんどしゃべらなかったので気が楽でしたよ。
元夫は気まずいらしく、立ってテレビを見たり、フラフラしていました。
1時間で作業終了!
持って帰れないものは元夫に捨てておいてもらうことにしました。
カギも相手に返してスッキリ。
家のカギを相手に返すのを忘れないようにしましょう。
スペアーキーも一緒に渡してください。
忘れた場合は後日、書留で夫に送るようにしましょう。
後部座席がパンパンになりましたが、なんとか家に持って帰ることができました。
家の中がぐちゃぐちゃになりましたが、時間をかけながら整理していきます。
まとめ:元の家に置いてある荷物は早めに取りに行こう
元の家に置いてあっても、あなたの荷物はあなたのものです。
取りに行くのは当然の権利なので、必要なのであればできるだけ早く取りに行きましょう。
私は自分の荷物を取りに行かずに、2年半も別居生活を続けました。
子どもが生まれたばかりで大変だということもあり、「離婚してからでいいや」と思っていました。
でも離婚するまで時間がかかるし、別居中に物がなくて困ることが多々ありました。
わざわざ買いなおすのも、お金がもったいないしね。
遅かれ早かれ荷物を取りに行くなら、早めに取りに行ったほうが精神的にも楽になり、荷物も使えるので一石二鳥です。
離婚することが確定したらすぐに荷物を取りに行きましょう。
荷物を運び出す量にあわせて、
- 車で持って帰る
- 引越し業者を使う
どちらにするかを決めましょう。
また引っ越し費用が発生した場合は、領収書を残しておきましょう。(離婚が確定するまでは何があるかはわからないから)。
家具・家電は勝手に持って帰らないように。相手に譲るか、財産分与できちんと分けましょう。
別居してからの荷物の運び出しは大変なので、別居をする前から荷物の整理をしておくといいですよ。
着ない服は捨てるか、メルカリで売ったり。
不用品売買を事前にしておけば、荷物は減って、お金は増えて、一石二鳥です。
荷物の運び出しは大変ですが、頑張ってください。
おしまい