離婚準備

専業主婦が離婚をするならまずは別居から|別居前~後にやるべきことを紹介

離婚

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こんにちは。ひより(@hiyori4050)です。

夫のことを好きで結婚しても、結婚生活で嫌いになることってありますよね。

私は結婚式の準備の時から夫に対して不信感が募り、息子が産まれたあとの態度でもうダメになりました。

里帰り出産からそのまま別居することに。

でもずっと離婚するかどうか悩んでたし、別居も里帰り出産からの延長で始めたので、別居準備は全然やっていませんでした。

そのせいで離婚調停中の今までいろいろと苦労することがあったんですよね。

 

今回は私のように別居後に苦労しないための別居準備を紹介します。

  • 夫とはもう一緒に居たくないから離婚したい
  • 離婚前に別居したいけど準備がわからない
  • 別居から離婚までスムーズに解決したい

というあなたは、ぜひ読んでみてください。

別居をする前の心得

割れたハート

別居を始めると最終的に行き着くところは離婚です。

まれに別居してから復縁するということもありますが、ほとんどそういうことはありません。

別居するなら「絶対に離婚をするぞ!」という気持ちでやるようにしてください。

気持ちが中途半端で別居を始めると、必ず後悔することになりますよ。

別居する前にやっておくこと5つ

「絶対に離婚するぞ!」という気持ちになったら別居を始めましょう。

でもいきなり別居を始めてもうまくいきません。

夫婦生活をつづけながら別居への準備を進めましょう。

最低3か月の生活費の貯金

別居を始める前にお金をためておくようにしましょう。

現在仕事をしているなら貯金が無くても問題はありませんが、私のように夫の給料で生活している専業主婦だと貯金がないと生活が成り立ちません。

最低でも3か月分の生活費(だいたい100万円ぐらいかな)を貯金しておけば、別居後に仕事を探すことになっても大丈夫。

でも別居を始めてすぐに婚姻費用請求を夫にすれば、貯金が少なくても安心して生活することができますよ(後ほど詳しく説明します)。

結婚してから増えた財産は財産分与の対象になります(結婚前の貯金はそれぞれの財産)。

別居のために貯金していてもそれは財産分与の対象になってしまいます。

私は封筒にお金を入れて、タンス預金をしていました。

夫にバレないよう、「節約」・「ちょっとした仕事」・「ポイントをためる」ことをして封筒で貯金することをオススメします。

離婚原因の証拠集め

もし離婚の原因に、

  • 不倫
  • DV
  • モラハラ
  • 耐えられない出来事

などがあったら、必ず別居前に証拠を集めておくようにしましょう。

また日記を書いておくのも効果的。

別居の原因・経緯もしっかりと記録しておきましょう。

離婚原因が夫にあるなら、慰謝料を請求することも可能です。

 

夫婦には3つの義務があります。

夫婦の3つの義務
  • 同居義務
  • 扶助義務
  • 協力義務

別居をすることは夫婦の3つの義務の『同居義務』に違反することになります。

夫に何も問題がない状態で別居をすると、最悪夫から慰謝料請求をされる可能性があります。

 

私は里帰り出産中に夫から「もう帰ってこなくていい」と言われ、それが原因となり別居がスタート。

里帰り出産したせい?夫の言動のせい?と別居の原因がお互いにあるということで、私も夫も慰謝料請求をしないことで決着をつけました。

 

自分が不利にならないためにも準備は万端に!

夫の収入(源泉徴収票や所得証明書)のコピーを取る

今後の婚姻費用と養育費の請求のために、別居中に夫の収入がわかる書類を手に入れておきましょう。

収入がわかる資料としては2つ、

  • 源泉徴収票
  • 所得証明書

があります。

 

源泉徴収票の居場所がわからないのであれば、市役所で所得証明書を発行してもらいましょう。

夫と同居している状態であれば、委任状なしで所得証明書を発行してもらうことができます。

 

私は別居中に一度家に戻り、源泉徴収票のコピーを取りました。

そのおかげでもらえる婚姻費用と養育費の額を把握することができましたよ。

養育費・婚姻費用算定表

 

離婚の話し合いのときに一番もめるのがお金関係なので、相手の収入についてはしっかりと把握しておきましょう。

住む場所の準備

自分の実家に頼ることができるのであれば、実家に頼っちゃいましょう。

出戻りは何となく立場が低くて居心地が悪くなりますが、家賃がかからない+家探しの手間がないというのは大きいメリットです。

でも実家に帰れないのであれば、別居前に家を探しておきましょう。

家賃が低くて、これから住んでいきたいと思うところがオススメです。

 

離婚してシングルマザーになったら、地方自治体の制度で『住宅手当』があるところがあります。

別居するということは離婚することになるので、地方自治体の住宅手当のことも考えて家探しをするといいですよ。

自分の荷物の整理

別居する前に自分の荷物はちゃんと整理しておきましょう。

不用品は売ったり、捨てたりしてすっきりさせておきます。

別居するときに自分の荷物も一緒に持っていくと、あとで取りに行く手間が無くて楽ですよ。

 

私は荷物の整理をする時間もなく別居することになったので、夫が住んでいる家にまだ私の荷物があります。

別居中に私の荷物が無くて、とても苦労しました。

新しく洋服やバッグを買うのがもったいなくて、ずっと母と姉のものを借りています。

そろそろ荷物を取りに行くんですが、夫に連絡しなくちゃいけないのがとても嫌なんですよね。

きちんと荷物整理をしておけばよかった!

結婚前に買った物は自分のものです。

結婚前に買った物を売ったお金は自分のものですが、「これも財産分与の対象だ!」とか言われたら面倒です。

何を売って得たお金なのかをしっかりと記録しておきましょう。

別居スタート時にやること3つ

さて別居の準備が整ったら、とうとう別居開始です。

あとで苦労しないためにも、最後まで気を抜かずにやっていきましょう。

夫に別居の意思を伝える

夫婦の3つの義務
  • 同居義務
  • 扶助義務
  • 協力義務

夫婦には『同居義務』があります。

別居は同居の義務に違反してしまうので、夫に何も告げずに家を出ると離婚の原因をあなたが作ったとして慰謝料請求をされる危険があります。

もし可能であれば別居前に夫にその意思を伝えておきましょう。

 

でも、

  • 感情的になるから話し合いをしたくない
  • さっさと別居したい
  • 子供がいる

というのであれば何も告げずに家を出ていくのも有りですよ。

相手に離婚原因があるなら、あなたが何も告げずに家を出たとしても慰謝料請求されることはありません。

代わりにあなたが慰謝料請求することができるかも。

 

また子供がいる場合で親権を獲得したいと思っているなら、何も言わずに家を出ていきましょう。

別居を告げた次の日に夫が子供を連れて家を出ていったらシャレになりません。

子供を守るためにも、何も告げずにさっさと別居です。

もし夫にDVやモラハラがあるなら、何も告げずにさっさと家を出ましょう。

そして別居の住所も知られないようにするんです。

地方自治体に相談や、無料の弁護士相談を活用してみてください。

一人で悩まず、早めに夫と縁を切りましょう。

自分の荷物をすべて持っていく

別居の準備で整理した自分の荷物は全部持っていきましょう。

別居中は相手に無断で家に入ると住居侵入罪になる場合があります(夫婦だとしても家を出ていった人に勝手に家に入られるのは怖いですよね)。

なので別居を開始したら家に入るときは相手の許可が必要になるので、荷物を取りに行くのが大変になります。

離婚を考えている相手に連絡なんか取りたくないですよね。

そうならないためにも別居するタイミングで自分の荷物は全て持っていくようにしましょう。

夫婦で買ったものは別居先に持っていかないようにしてください。

後々トラブルの元です。

結婚後に買ったものは夫婦の共有財産の対象になるので、勝手に持っていくことはせず、離婚するタイミングで話し合いでどっちの物になるのかを決めるようにしましょう。

子供も一緒に連れていく

子供の親権を取りたい、と考えているのであれば必ず子供も一緒に連れて行くようにしましょう。

子供の親権をとるために大事なポイント
  1. 子供への愛情があるか
  2. 精神的・肉体的に健康か
  3. 子育てに十分な時間があるか
  4. 今までの子育ての状況はどうか
  5. これからの子育ての状況はどう変わるか
  6. 子供の気持ち

子供と一緒に住んでいたら、『子供の愛情』や『現在の子育て状況』でクリアします。

子供と同居しているだけで親権獲得にかなり有利になりますよ。

 

私は息子が産まれてからずっと一緒に生活しています。

今はまだ働いていない状態ですが、

  • 産まれてからずっと子育てしている
  • 実家で両親のサポートがある
  • 精神的にも肉体的にも健康なので、いつでも働きに出られる状況

ということから、親権争いになったとしても必ず私に親権が来るでしょうと弁護士さんが言っています。

まぁ夫は息子の親権は私でいいと言ったので、揉めずに解決しましたけどね。

別居後にやること3つ

別居を始めたからといって安心してはいけません。

早めにやっておかないと後々困ることがあるので、最後まで気を抜かずに進めましょう。

住民票を異動する

別居を開始したらまずは住民票を異動させましょう。

住民票を異動させないと地方自治体のサポートを受けることができません。

 

私はずっと住民票を異動せずに別居していました。

そのせいで、

  • 図書館で本が借りれない
  • 小児医療費助成が受けられない
  • 予防接種が受けられない
  • 私宛の手紙が前の家に届く

という問題で苦労しましたよ。

子供の予防接種のために前の家の近くの病院へ行ったり、図書館では本を借りずにその場で読んだり、結婚式の招待状を取りに前の家に行ったりしました。

いやー大変だった。

住民票を異動したらすべての問題が解決したので、別居をしたら早めに住民票の異動をしましょう。

 

  • 運転免許証
  • 銀行
  • その他住所を登録しているところ

の住所変更が大変ですが、早めにやっておくことをオススメします。

婚姻費用請求をする

別居を開始したら早めに婚姻費用請求をしましょう。

婚姻費用についてはさかのぼって請求することができないので、早めに請求しないと損をすることになります。

夫に婚姻費用を払って欲しいと伝えてもいいのですが、夫と話したくないのであれば婚姻費用請求の調停をしちゃいましょう。

婚姻費用の分担請求調停

 

自分でも調停を申し立てることは可能ですが、わからなかったら弁護士の無料相談で相談するのも手かと思います。

弁護士に依頼するのはお金がかかりますが、

  • 婚姻費用を多くもらいたい
  • 有利な条件で離婚したい
  • 後悔が残る離婚はしたくない

というのであれば弁護士に頼みましょう。

自分の代わりに手続きを全てやってくれるので、安心して離婚に向けて進ませることができますよ。

 

私は最初1人でやろうとしたのですが(弁護士に頼むとお金がかかるんだもん)、弁護士に依頼してよかったです。

私の代わりに矢面に立ってくれるので、精神的にすごく楽でした。

交渉もやってくれるので、ケンカせずにスムーズに事が運びます。

調停のことは全て記録されるので弁護士に頼もうと考えているのであれば、婚姻費用請求の時から弁護士に頼むのが一番ですよ。

仕事を探す

別居が落ち着いてきたら仕事を探しましょう。

でも子供がいると外で仕事するのは難しいですよね。

また離婚前に頑張って働きすぎると、婚姻費用や養育費の額が減る事がありますし、年収103万円以上稼いでしまうと夫の扶養から外れることになります。

そういう弊害があるので、本格的に働き始めるのは離婚成立後にしましょう。

 

でも別居中に仕事を探しておくことは大事。

資格の勉強もオススメです。

私は別居中にブログを始めて、文章能力を高めています。

簡単に家でできることから始めてみましょう。

まとめ:別居をするなら準備をしっかりやりましょう

割られたハート型のチョコ

別居スタートは離婚へのカウントダウンの始まりです。

「絶対に離婚するぞ!」という気持ちで別居するようにしましょう。

生半可な気持ちで別居を始めると後悔しますよ。

 

また別居をするならしっかりと準備が必要。

いきなり別居を始めても大変なことだらけで疲れてしまいますので、夫にバレないように着々と別居準備を始めるようにしてください。

ここで書いてあることを実践すれば、スムーズに別居をすることができます。

別居や離婚は精神的にも肉体的にも大変なこと。

周りの人のサポートも受けながら頑張ってください。

以上です!

ABOUT ME
ひより
結婚→妊娠・出産→離婚を3年間でやり切った30代のひより。今は後悔なく離婚をして、「シンママだけど幸せな生活」を送っています。『シンママが楽しく・幸せに生きる』がこのブログのテーマ。「シンママの再婚活」「シンママのふわふわ楽しい生活術」をメインに発信しています。(私の日常や読書、スピリチュアルについてもちょこっとだけ)ぜひのぞいてみてください。